5月に開催される米G1ケンタッキーダービーへ向けた長期前売り、フューチャー・ウェイジャーの第3回目（プール3、1月17日～19日）で、デビュー2連勝のバーンズが11倍で実質的な1番人気に設定された。

　バーンズはB.バファート厩舎のイントゥミスチーフ産駒。2戦目だった今月4日のG2サンヴィセンテステークスを5馬身半差で圧勝した。個別に提示された39頭以外の「その他すべての3歳馬」の2.5倍を除けば、同馬が実質的な1番人気となる。

　またケンタッキーダービーへの出走禁止処分が解除され、4年ぶりに同レースに管理馬を送り出すことが可能となったバファート厩舎からは、バーンズ以外にもG1ブリーダーズカップジュベナイル制覇のシチズンブル（21倍）、同2着のゲーミング（31倍）など合計9頭が個別エントリーされている。

　実質的な2番人気はG1ブリーダーズフューチュリティ制覇など3戦2勝のイーストアベニュー（16倍）。これにホープフルステークスとシャンペンステークスの両G1を勝つなど4戦3勝のチャンサーマクパトリックやシチズンブルなどが21倍で続いている。