ブレイディヴェーグがラスト1ハロン11秒1鋭伸「ドバイターフへいきたい」と宮田師/東京新聞杯

2025年01月30日 18:16

<東京新聞杯:1週前追い切り>

 東京新聞杯(G3、芝1600メートル、2月9日=東京)の1週前追い切りが、東西トレセンで行われた。

 23年エリザベス女王杯の勝ち馬ブレイディヴェーグ(牝5、宮田)は3頭併せで僚馬2頭を追走し、6ハロン82秒5-11秒1(馬なり)で、直線では鋭く反応し併入した。宮田師は「本当はもう少し時計を出したかった。コーナーで逆手前になってしまって、リズムが取りにくくなってしまった。それでも最後はさすがの伸びでした」と評価した。

 前走は初距離となったマイルCS(G1)で4着。師は「悔いなく仕上げられました。マイルの流れに乗って勝ちに行く競馬をしてくれましたが、外枠の馬が上位を占めていた(同馬は1枠2番)ので、かみ合いませんでしたね」と振り返った。

 今春は「ドバイターフ(G1、芝1800メートル、4月5日=メイダン)を目標にしてます。その前に1度使いたいと思って話し合った結果、東京ならマイルも対応できると思い、ここを使う流れになりました」と指揮官は意図を説明。そして「いつもと比べると重いところもあったり、まだ体質的に不安定なところもある。もう1つ状態を上げていきたい」と上昇を図った。

出典:日刊スポーツ