現地1日、米サンタアニタパーク競馬場でケンタッキーダービー路線のG3ロバートB.ルイスステークス（3歳、ダート8ハロン）が行われ、昨年の米2歳王者シチズンブルが快勝した。

　ハナを切ったシチズンブルは楽な手応えで単騎逃げを打ち、直線入り口でスパート。セーフティーリードを保ちながら余裕の走りで3馬身3/4差の逃げ切り勝ちを収めた。2着はロドリゲス、3着はマダケットロードでB.バファート厩舎の上位独占となった。

　イントゥミスチーフ産駒のシチズンブルは2歳時にアメリカンファラオステークスとブリーダーズカップジュベナイルの両G1を連勝。3歳初戦のここも制して通算5戦4勝とした。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、5月3日のケンタッキーダービーまでにシチズンブルが1戦するか2戦するかは未定とのこと。バファート調教師は4月初めの最後の前哨戦の前に3月1日のG2サンフェリペステークスに出るかどうかは様子見だとし、「レーシングマネージャーと相談して計画を立てる必要がある」と話している。