リステッドに降格の米ウィザーズS、キャプテンクックが横綱相撲で人気に応える

2025年02月05日 11:35

 現地1日、米アケダクト競馬場で行われたウィザーズステークス(3歳、ダート9ハロン)は、3番手追走の1番人気キャプテンクックが最終コーナーで先頭に並び掛け、背後から追撃する6番人気サーフサイドムーンを突き放して完勝した(2馬身1/4差)。

 さらに6馬身1/2差の3着に3番人気のオマハオマハが後方2番手から流れ込み、2番人気のモークオリティは4着に終わった。

 キャプテンクックはR.ダトローJr.調教師が管理するプラクティカルジョーク(父イントゥミスチーフ)産駒の牡馬。昨年10月27日のデビュー戦はチャーチルダウンズ競馬場のダート6ハロンで6着に終わるも、12月28日の前走はアケダクト競馬場のダート7ハロン戦を9馬身1/4差で圧勝し、これで通算3戦2勝とした。

 ウィザーズSの優勝馬は2022年のアーリーヴォーティングがプリークネスステークス制覇、2020年のマックスプレイヤーはベルモントステークス3着など近年の三冠戦で活躍しているが、昨年までのG3から今年はリステッドに降格。ケンタッキーダービーの指定ポイントレースとしては地位を維持し、1着のキャプテンクックは20点を獲得している。