【クイーンズシルバージュビリーC】最強スプリンターのカーインライジングがG1・3連勝
2025年02月24日 17:40
<クイーンズシルバージュビリーC>◇23日=シャティン(香港)◇G1◇芝1400メートル◇出走9頭
香港の現役最強スプリンター、カーインライジング(セン4、D・ヘイズ)はキャリア初の1400メートルでも止まらなかった。9頭立ての大外枠から好位2番手に控える形。直線で先頭に立つと、最後まで後続を寄せつけず、2着ヘリオスエクスプレスに1馬身半差をつけてゴールした。鞍上はカリス・ティータン騎手で勝ちタイムは1分20秒33。
香港スプリント、センテナリースプリントCに続くG1・3連勝で、通算成績は13戦11勝2着2回。デビューから1200メートルのみを使われ、この日が初の1400メートルだった。負傷休養中の主戦パートン騎手に代わり、手綱を任されたティータン騎手は「オーナーとデビッド(ヘイズ師)、そして、最後にザック(パートン騎手)に感謝したいです。今週、ザックと話しましたが、『最高の馬に乗っているのだから、彼を信じてください』とアドバイスをくれました。ザックに感謝しています」と喜びを語っている。次走は未定だが、香港スピードシリーズの2冠を制し、最終戦のチェアマンズスプリントプライズ(G1、芝1200メートル、4月27日=シャティン)で3冠制覇の期待がかかる。