現地22日豪ローズヒルガーデンズ競馬場でG2ホバートヴィルステークス（3歳、芝1400m）が行われ、Z.ロイド騎乗のブロードサイディングが復活勝利を挙げた。

　J.カミングス厩舎のトゥーダーンホット産駒ブロードサイディングは、昨季に豪シャンパンステークスなどG1での2勝を含む4連勝。今季初戦だった昨年9月末のG1ゴールデンローズステークスも制して5連勝としていたが、その後は初の中距離戦で古馬相手だったコックスプレートで3着など勝ち切れず、前走のG1カンタラステークスでは10着と大敗していた。

　しかし3歳限定戦かつG2、距離短縮と条件が好転した今回は外目の枠からすんなりと3番手の好位を確保。直線残り300メートルで満を持して追い出すとあっさり先頭まで突き抜け、最後は後方から追い込んできたスウィフトファルコンを0.9馬身差で退けた。