日本馬登録で注目の英チャンピオンハードルは絶対王者が落馬、競走中止で大波乱の決着!
2025年03月12日 12:46
英国とアイルランドの障害競走の最高峰「チェルトナム・フェスティバル」開催が11日に開幕した。
初日メインで、ハードル競走の最強馬を決めるチャンピオンハードル(G1、約3300メートル、出走7頭)は、ハードル競走無敗の「絶対王者」コンスティテューションヒル(セン8、N・ヘンダーソン)がまさかの落馬、競走中止。2番人気ブライターデイズアヘッドも4着に沈み、3番人気ステートマンも落馬、競走中止という大波乱の決着となった。
勝ったのは4番人気のゴールデンエース(牝7、J・スコット)。2着に9馬身差の勝利で、勝ちタイムは3分56秒12だった。同馬は父ゴールデンホーン、母デュースアゲインという血統で、キーファーズの松島正昭代表が英国で所有していたソーデュース(セン4、父ロペデヴェガ)の半姉になる。なお、競走中止となったコンスティテューションヒルとステートマンはいずれもレース後に無事が確認されている。
今年のチャンピオンハードルは日本馬オールザワールド(牡8、中竹)が予備登録を行ったことで、遠征は実現しなかったものの、欧州で大きな注目を集めていた。