OBSマーチセール2日目は今年も森秀行師が6頭を爆買い!昨年はシンフォーエバーなど
2025年03月13日 12:39
米国の代表的なトレーニングセール、OBS(オカラ・ブリーダーズ・セール)社のマーチ(3月)セール2日目が12日、行われた。
2日目に強烈な輝きを放ったのは、おなじみ「ヒデユキ・モリ」。森秀行調教師(65)は6頭を落札し、落札額の合計は166万5000ドル(約2億5000万円)でこの日、バイヤー別で2番目の金額となった。
森秀師が最初に落札したのは上場番号373番のヤウポン産駒(牝2、母マニングスファイネスト)で7万ドル。385番のグッドマジック産駒(牡2、ネフェルキティ)を32万5000ドル、432番のレンスター産駒(牝2、母パイオニアアレクシス)を5万ドル、433番のモダニスト産駒(牡2、母パイオニアオブニューヨーク)を11万ドルを落札し、後半に入り、498番のティズザロウ産駒(牡2、母サウシーシンフォニー)を61万ドル、536番のアップスタート産駒(牡2、母シスターマレット)を50万ドルで落札した。
森秀師は積極的に米国のセールで落札し、日本で走らせることで知られているが、昨年の「OBSマーチ組」の活躍は目覚ましかった。10頭を落札し、G3サウジダービーで2着好走のシンフォーエバー(次走はUAEダービー)を筆頭に、シンビリーブ、エコロアゼル、エコロレオナ、ジャスパーソレイユ、エコロジーク、ジャスパーディビネの7頭がJRAで勝利を挙げ、ジャスパーノベルが川崎、エコロスヴァルが名古屋で勝利。落札10頭中、デビューした9頭すべてが勝利を挙げている(テツワンシャチョウのみ未出走)。
新種牡馬の初年度産駒を狙うことでも知られる森秀師。この日、落札した6頭だと、ヤウポン、レンスター、モダニストは新種牡馬。夏には日本で、秋には米国で、その後は中東で活躍する森秀師セレクトの外国産馬たち。今年の「OBSマーチ組」にも注目だ。