【ドバイシーマC】ダノンデサイルの安田翔師「彼がいい精神状態で行くことだけを」/一問一答

2025年04月03日 13:18

 ドバイシーマCにダービー馬ダノンデサイル(牡4)を送り出す安田翔伍調教師(42)が2日、メイダン競馬場で共同会見に臨んだ。以下は一問一答。

 ◇ ◇ ◇

-週末を楽しみにしていますか

僕自身も楽しみにしていますし、馬もこの環境でリラックスできていて、レースに向けて、いい準備ができています。

-まだ調教師自身のキャリアは若いですが、今回は大きなチャンスだと思っていますか

もちろん、ダノンデサイルにとってはすごく意味のある挑戦だと思いますし、今まで携わってきた馬たちの経験によって、あらゆる準備ができましたので、キャリアとは関係なく、しっかり馬と向き合ってレースを迎えられそうですね。

-輸送を終え、ダノンデサイルの状態はいかがですか

もともと精神状態が幼い馬なのですけど、環境の変化に戸惑うことはある程度覚悟していたのですけど、こちらが驚くくらい…、日本馬が多いこともあって、馬が安心して、コンディションは日本にいるときと近いぐらいを今、維持できています。

-前々走、前走もありましたが、いつごろ、ドバイシーマCをターゲットにしようと考えましたか?

去年のダービーを終えて、夏を越して、菊花賞、有馬記念を使ったときに、まだ調教で見せる本来のパフォーマンスをレースで見せていなくて、その原因の1つがコンディション、成長だけじゃなく、右回りにも課題があるのかな、と感じていたので、そうなったときに、タイミング的にこのドバイシーマC、ドバイワールドCというのが、この馬の走りを確認するのにいいシチュエーションだな、と。菊花賞が終わったときくらいに意識していました。

-日本のダービー馬として、このレースを使うことにどんな意味を感じますか?

もちろん、今回のレースに対して、勝利を求めての出走ではあるのですけど、今までと違う過程でレースをすることによって、今後の精神的な成長も見込めると思うので、そういう意味で重要なレースです。

-カランダガンやレベルスロマンスなど有力な馬がそろっていますが、相手関係はどのように見ていますか?

ドバイシーマCにふさわしいですし、海外から有名な馬たちが出ていますし、日本からも日本を代表する馬たちが出ているので、ふさわしいメンバーだと思うのですけど、その馬たちを意識して馬と向き合うことはないので、彼(ダノンデサイル)がいい精神状態でレースへ行けることだけを考えています。

-香港メディアです。昨年のダービー制覇おめでとうございます。ダノンデサイルは安田翔師にとって、どのような意味をもつ馬ですか、また、安田家は海外での活躍も豊富ですが、今後は香港でのレースも考えていますか?

僕のキャリアでダービーを勝ったというのは大きな意味はないです。ただ、ダノンデサイルは大事な管理馬の1頭という認識で、特別扱いはせずに接しています。(香港は)もちろん選択肢の1つには入れているのですが、右回り左回りの走りの違いっていうのを今回見て、そのなかでのちのち調教でのパフォーマンスをどのシチュエーションでも出せるようになったときの選択肢の1つには入っています。

-レーシングポストの記者です。気温が高くなっていて、土曜日も暑くなることが想定されて、欧州馬には不利かなと考えていますが、ダノンデサイルにはどのように働きそうですか

厩舎の環境も良く、調教時間も(朝の)早い時間なので、レース当日までは暑さに対応できると思うのですが、レースの時間の暑さはナイターではあるので、気温が上がることでそれほどコンディションを落とすことも去年はなかったので、それほど心配していません。

-英国に遠征する予定はありますか?

調教の良さをレースで出せるようになれば、選択肢の1つとして考えています。(左回りのヨーク競馬場で行われる)インターナショナルSはすごい興味深いレースだと考えています。

-日本馬がすごく好成績を残していますし、米国のBCはいかがですか?

今回も当初、第一希望はドバイワールドCを登録したように、この馬のダートの走りも見てみたいというのもありますし、今週の左回りのパフォーマンスが調教の走りに近づくようであれば、やっぱり左回りのレースとしての選択肢としては考えるプランにはあります。

出典:日刊スポーツ