豪ランドウィック競馬場で現地5日に行われた2歳G1イングリスサイアーズ（芝1400m）は、M.ザーラ騎乗の1番人気ヴィンロックが逃げ馬の背後から最内キープで抜け出し、ゴールで3頭一線の争いに0.21馬身差で競り勝った。

　1番枠のヴィンロックは好発から逃げ馬の背後に収まって2、3馬身差の圏内をキープ。直線ではやや外に持ち出された逃げ馬の内に難なく進路を確保し、中団から馬群の外を回って追い上げるステートビジット（6番人気タイ）を振り切った。

　さらに0.07馬身差の3着に最後方からバッファロー（6番人気タイ）が追い込み、ゴールデンスリッパーステークス2着で2番人気のウォートンは勝ち馬の1列後ろから伸び切れず4着に終わった。

　ヴィンロックはM.ラウリー調教師が管理するアイアムインヴィンシブル産駒の牡馬で、2月20日にパッケナム競馬場の芝1200mでデビュー勝ち。2戦目の前走でG2VRCサイアーズプロデュースステークスを勝ち、無傷の3連勝でG1制覇とした。