オーストラリアのシドニーで行われるクイーンエリザベスS（G1、芝2000メートル、12日＝ランドウィック）の出走馬と枠順が8日、確定した。

　現地メディア「レーシングアンドスポーツ」電子版は枠順抽選の結果について、「海外馬が外枠になった」「クイーンエリザベスSに出走する3頭の海外馬のうち、2頭が外枠になった」と伝えている。今年のクイーンエリザベスSには海外馬が3頭出走。ジオグリフが2番ゲートに入り、ローシャムパークが12番ゲート、ドバイオナーが13番ゲートに入った。

　記事はローシャムパーク（牡6、田中博）に騎乗するルメール騎手のコメントを紹介。ルメール騎手は「2000メートルは彼にとって完璧な距離だと思います。この外枠もとてもハッピーです。なぜなら、彼はとてもストライドが大きく、加速するスペースがあった方がいいからです」と、12番ゲートに決まったことを歓迎している。

　8日朝、ルメール騎手は厩舎関係者とともにランドウィック競馬場の芝コースを歩いて確認。オーストラリアターフクラブのX（旧ツイッター）に投稿されたインタビューで、「今朝歩きましたが、美しく、素晴らしいコンディションで、フェアなコースです。向正面は長く、最終コーナーも大きく、最後の直線も美しい。スタンドもそうです。土曜日に騎乗するのが楽しみです」と意気込みを語っている。

出典：日刊スポーツ