仏G3ヴァントー賞、マンダナバがデビュー2連勝
2025年04月11日 13:02
現地6日、仏パリロンシャン競馬場で仏オークス路線のG3ヴァントー賞(3歳牝馬、芝1800m)が行われ、M.バルザローナ騎乗のマンダナバがデビュー2連勝を飾った。
ハナを切ったマンダナバは2番手のフレーミングストーンから1馬身ほどのリードを保って軽快に逃げ続け、直線では残り400メートルを切ったあたりでスパート。フレーミングストーンもしぶとく食い下がったが、そのまま3/4馬身差でマンダナバが逃げ切った。
F.グラファール厩舎のマンダナバは現役時代に英インターナショナルステークスなど欧州G1を4勝したガイヤースの産駒で、父にとっては初のステークス勝ち馬となった。母のマンデシャはヴェルメイユ賞など仏G1を3勝した名牝で、自身はオールウェザーでのデビュー勝ちから無傷の重賞初制覇となった。
ただし競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によるとグラファール調教師は「いいパフォーマンスを見せてくれたが、距離を伸ばすかどうかはまだ分からない」とコメント。1マイル路線に戻す可能性も示唆しつつ、今後は他の牝馬トライアルレースの結果を見て判断すると語っている。