現地27日に香港シャティン競馬場で行われるG1クイーンエリザベス2世カップに挑戦する日本馬プログノーシスに、香港を拠点に活躍するJ.マクドナルド騎手が騎乗することが決まった。

　プログノーシスは過去2年のクイーンエリザベス2世Cでマクドナルド騎手のロマンチックウォリアーの2着続き。2023年末のG1香港カップではロマンチックウォリアーの5着に敗れ、2024年10月の豪G1コックスプレートでも女傑ヴィアシスティーナに騎乗したマクドナルド騎手の前に2着だった。

　マクドナルド騎手は香港メディア『サウスチャイナモーニングポスト』（電子版）に対してプログノーシス相手には4勝0敗だと因縁を語り、「彼（プログノーシス）はいつもトップクラスの馬と戦ってきた。私も何年も彼のことを研究しているので、今回のレースで最高のパフォーマンスを引き出せるように願っている」と述べた。

　さらに同騎手は「ロマンチックウォリアーと戦った時の調子を取り戻せば、今回は十分に上位争いに加わることができるだろう。今年はロマンチックウォリアーがいないからね」と、同レース3連覇中だった王者不在ならば勝機ありとの見解を示した。