【クイーンエリザベスS】ヴィアシスティーナで「やり残したことがある」マクドナルド騎手が期待

2025年04月12日 10:00

 オーストラリアのクイーンエリザベスS(G1、芝2000メートル、12日=ランドウィック)で断然人気が予想されるヴィアシスティーナ(牝7、C・ウォーラー)は負けられない戦いだ。昨年はプライドオブジェニの大逃げが決まり、痛恨の2着だった。オーストラリアの競馬メディア「レースネット」の記事で、ジェームズ・マクドナルド騎手は昨年の惜敗を意識し、「やり残したことがある」とコメント。「ヴィアシスティーナに騎乗するのが本当に楽しみです。彼女は素晴らしい準備ができていて、完璧な状態です」と期待している。

 ヴィアシスティーナが勝てば、24~25年シーズンのG1・7勝目。18~19年シーズンにウィンクスが記録したシーズンのG1最多勝記録に並ぶことになる。お手馬である香港の最強馬ロマンチックウォリアーとヴィアシスティーナの比較を避けてきた鞍上は、2頭の比較ではなく、共通点を語っている。「驚異的な勝利への執念を2頭とも持っています。彼らはまわりを喜ばせることだけを望んでいるんです。何かを頼めば、彼らはそれ以上のことをしてくれます。すごいアスリートで、ジムで腕立て伏せを10回するように言われたら、彼らは12回やるんです。この2頭はそういうことをやってくれるんです」と独特の表現でロマンチックウォリアーとヴィアシスティーナの共通点を紹介している。

出典:日刊スポーツ