米G1ジェニーワイリーS、英国馬ショワジャが重賞3連勝で制す
2025年04月14日 13:45
現地12日、米キーンランド競馬場でG1ジェニーワイリーステークス(4歳以上牝馬、芝8.5ハロン)が行われ、英調教馬のショワジャがG1初制覇を果たした。
内の3番手と好位をキープしたショワジャはコーナリングでも内をキープし、直線入り口で一気に先頭へ。その直後に付けていた1番人気のエクセレントトゥルースが馬場の中央寄りに持ち出して追撃しようとしたところでショワジャが外へ寄って進路をふさぐ形になり、内へ戻したエクセレントトゥルースが再び盛り返したもののショワジャが半馬身差で先着した。
米競馬メディア『Daily Racing Form』によると直線での攻防は審議対象とならず、エクセレントトゥルース鞍上のF.プラ騎手が異議申し立てを行ったものの速やかに却下されて着順通りの決着となった。
S&E.クリスフォード厩舎のショワジャはナイトオブサンダー産駒の5歳馬。この冬はドバイへ遠征して1月のG2ケープヴェルディと2月のG2バランシーンを連勝。ドバイ同様に左回りかつ平坦コースのここでG1初勝利を手にした。
なお直線での出来事についてL.サエス騎手は「先頭に出たときに少しよれてしまったが、他の馬に迷惑をかけるほどではなかったと思う」とコメントしている。