昨年11月にオーストラリアで行われた賞金総額1000万豪ドル（約9億円）の超高額賞金レース、ゴールデンイーグル（芝1500m）を制した英国馬レイクフォレストが、現地27日のG1香港チャンピオンズマイルに向かうことをW.ハガス調教師が明らかにした。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　ノーネイネヴァー産駒の4歳馬レイクフォレストは昨年6月の英G1コモンウェルスカップ2着など6ハロン路線での良績が目立っていたが、ゴールデンイーグルで距離延長を克服した。

　ハガス調教師は「彼は速い馬場を好むので計画を立てるのは容易だった」とコメント。3月と4月に英国でほとんど雨が降らなかったのは予想外としつつも「雨が降り始めるとしばらく止まないだろうし、そうなるとロッキンジステークス（ニューベリー競馬場での英G1）のようなレースには出られなくなる」「香港では高速馬場がほぼ確実だと考えていたので、そこに出そうと思っていた」と語った。