長距離王キプリオス、オブライエン師が凱旋門賞挑戦に言及
2025年04月17日 12:45
昨年はG1での4連勝を含む7戦全勝で欧州最優秀ステイヤーに選出されたキプリオスが、今秋に仏G1凱旋門賞に挑戦する可能性が浮上してきた。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
ガリレオ産駒の7歳馬キプリオスは昨年、英ゴールドカップ、グッドウッドカップ、愛セントレジャーと欧州長距離G1を連勝。その時点でA.オブライエン調教師は中距離路線の凱旋門賞への参戦を検討したものの、最終的には長距離の仏G1カドラン賞に向かって連勝を伸ばした。
オブライエン師は今年の予定について「昨年と同じくらい順調ならば、今年はカドラン賞ではなく凱旋門賞を検討するかもしれない」とコメント。「英ゴールドカップがシーズン前半のメインターゲットで、その後はグッドウッドカップと愛セントレジャーが凱旋門賞へのステップになるかも。カドラン賞か凱旋門賞かは今後の展開次第だが、彼は7歳となったいまも2歳時から全く変わっていない。これはめったにないことだ」と語っている。