2歳戦を無傷の5連勝で締めくくって欧州2歳女王に選出されたレイクヴィクトリアが、現地5月4日のG1英1000ギニーに間に合う可能性が出てきた。

　A.オブライエン厩舎のレイクヴィクトリアはフランケル産駒。2歳時は愛G1モイグレアスタッドステークス、英G1チェヴァリーパークステークス、米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフを制すなどデビュー5連勝の快進撃を見せた。

　英競馬メディア『At The Races』によると、オブライエン師は3月の時点では英1000ギニーに復帰が間に合うか疑問視していたものの、今月14日には「レイクヴィクトリアは復調途上だが、数週間前から状態が上がってきた。間に合うかもしれない」と語った。

　またオブライエン師は、レイクヴィクトリアが英1000ギニーに出走できた場合は、同厩馬のイグザクトリーは仏1000ギニーに回る可能性を示唆。イグザクトリーは2歳時にモイグレアスタッドSなどG1で3着2回があり、今年は始動戦だった3月末のG3愛1000ギニートライアルステークスで2着だった。