B.バファート厩舎のマダケットロードが出走権を確保していた米G1ケンタッキーダービーを回避することが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　クオリティロード産駒のマダケットロードは2月のG2レベルステークス2着など4回の重賞挑戦で勝ちきれないながらも善戦を続けていたが、3月末のG1フロリダダービーでは勝ったタッパンストリートから5馬身半も離された4着だった。

　バファート調教師はマダケットロードについて「マイルの方が向いていると感じている」とコメント。同厩舎からKYダービーに出すのはG2ウッドメモリアルステークスを逃げ切ったロドリゲスと2歳王者シチズンブルの2頭になることを示唆した。

　これにより出走圏内に繰り上がる1番手はビルトだが、同馬も距離短縮でG2パットデイマイルステークスに向かう可能性があると報じられており、その場合はフロリダダービー3着のネオエクオスが出走権を得ることになる。