【ケンタッキーダービー】現地メディア「予定通り」「型破りに見えるスタイル」日本馬の調整紹介

2025年04月23日 13:53

 ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月3日=チャーチルダウンズ)へ向けた日本馬アドマイヤデイトナ(牡3、加藤征)の1週前追い切りについて、現地米国メディア「ブラッドホース」電子版は22日、「アドマイヤデイトナのゆっくりした追い切りは予定通り」と伝えた。

 UAEダービーを制し、ドバイから米国入り。注目の1週前追い切りは馬なりで4ハロン(800メートル)53秒2(単走、馬なり)という数字で、これは22日にチャーチルダウンズ競馬場で800メートルの時計を出した33頭中、最も遅い数字だった。

 ブラッドホース紙は「日本調教馬は毎年、ケンタッキーダービーの常連となっているため、米国では型破りに見える調教スタイルも日本の馬にとっては当たり前のことだと、多くの人が認識しています」と前置きし、「ドレフォン産駒(アドマイヤデイトナ)のハーフマイル(800メートル)のタイムだけを見ると、この距離では33頭中、最も遅いタイムだったため、ハンデキャッパーやアナリストは首をかしげているかもしれません。しかしながら、これこそアドマイヤデイトナの関係者が求めていたものです」と陣営の狙い通りの調整であることを紹介している。

出典:日刊スポーツ