【チェアマンズSP・現地情報】一昨年覇者の1年ぶり復帰戦は名手が「騎乗を熱望」馬主明かす

2025年04月25日 14:03

 香港のチャンピオンズデー(27日=シャティン)に行われるG1・3競走の枠順抽選会が24日、シャティン競馬場で行われた。

 チェアマンズスプリントプライズ(G1、芝1200メートル)で1年以上の長期休養から一昨年覇者ラッキースワイネス(セン6、K・マン)が復帰する。一昨年は春のチェアマンズスプリントプライズ、暮れの香港スプリントを勝利した元スプリント王者。昨年も4月の前哨戦G2スプリントCを制したが、その後、左前脚の球節部の骨折で長く戦列を離れることになった。

 オーナーのチェン氏は「競走馬のオーナーに大事なのは忍耐で、私たちは常に彼に大きな期待をかけています。長期間の休養を余儀なくされましたが、順調に回復し、いつかレースに復帰できると信じてきました。2年前に勝ったチャンピオンズデーで、彼がカムバックする姿を見るのが楽しみです。とはいえ、調教師を急かせず、マン師と厩舎に全幅の信頼を置いています。先日のバリアトライアルはとても印象的な走りでした。彼が最高の状態に戻ってきたことをうれしく思っているし、好成績をおさめてくれると期待しています」と語っている。

 また、鞍上にジェームズ・マクドナルド騎手を起用することについては、「ジェームズが厩舎にコンタクトをとって、騎乗を熱望しました。このようなトップジョッキーが騎乗することで、私の自信は深まっています」と明かしている。

出典:日刊スポーツ