8歳セン馬アルアージー、英G3ゴードンリチャーズSで重賞7勝目

2025年04月26日 11:51

 現地25日、英サンダウン競馬場でG3ゴードンリチャーズステークス(芝10ハロン)が行われ、J.クローリー騎乗の古豪アルアージーが出遅れを挽回して競り勝った。

 ゲートで立ち遅れたアルアージーは最後方からのレースとなり、最後の直線まで位置取りは変わらず。直線でも外に持ち出せず進路が狭くなったが、それでも前が開けた残り約1.5ハロンから一気に末脚を伸ばして先頭まで突き抜け、粘るエインシャントウィズダムを半馬身差で振り切った。

 W.ハガス厩舎のアルアージーはシーザスターズ産駒の8歳セン馬。G1戦績は2021年のコロネーションカップ2着が目立つ程度だがG3での実績は豊富で、昨年は8月のジェフリーフリアステークスなど英G3を2連勝。今回が実に7回目の重賞制覇となった。