【チェアマンズSP】絶対王者カーインライジング、日本馬4頭を迎え撃つ

2025年04月26日 13:45

 “鉄板”だ-。香港のチャンピオンズデー(27日=シャティン)に行われるG1・3競走で最も堅い本命とみられているのが、チェアマンズスプリントプライズ(G1、芝1200メートル)に出走する香港短距離界の絶対王者カーインライジング(せん4、D・ヘイズ)だ。

 昨年の香港スプリントを含め現在11連勝中。コースレコード保持者であり、前哨戦のスプリントCも流しながら圧勝している。管理するデヴィット・ヘイズ調教師は「4番枠は理想的ですね」とにっこり。単勝オッズが1・1倍か、1・2倍になりそうな点を問われると、「もし1・2倍以上つくなら、彼に賭けていいと思います」と自信満々に答えている。コースレコード更新の可能性も示唆。「スタートが決まればハナヘ行くかもしれないし、競るようなら逃げ馬の後ろになる。それは騎手が対処してくれるでしょう。内枠の馬より速いので、ラチ沿いを走れるでしょう。逃げてもいいと思います」と話す。

 主戦のパートン騎手も「なんでもできる馬。バリアトライアル(実戦形式の追い切り)も良かったし、いつも通り。絶好調で準備万全です」と状態に太鼓判を押す。世界最強スプリンターが日本馬4頭を迎え撃つ。

出典:日刊スポーツ