豪G1ロバートサングスターS、チャームストーンが後方から鮮やかに差し切り
2025年04月27日 08:00
現地26日、豪モーフェットヴィル競馬場で行われたG1ロバートサングスターステークス(2歳以上、芝1200m)は、後方3番手で中間点を通過したチャームストーン(5番人気タイ)が直線で馬群の外を伸び、前方から馬群を割って先に抜け出した9番人気アミーナをゴール寸前で差し切った(0.37馬身差)。
チャームストーンは五分の発馬から序盤をじっくり運び、直前にアミーナとコメモレーティブ(1番人気タイ)を見ながら後方追走。最終コーナーから外を回ってコメモレーティブと馬体を並べるように伸び、馬群の中から先に抜け出したアミーナを捕らえた。
コメモレーティブはさらに0.49馬身差の3着に敗れ、これとともに3頭で1番人気タイのストレタンエンジェルは9着、連覇を狙ったクライミングスターも12着に沈んだ。
チャームストーンはM.プライス&M.ケントJr.調教師が管理するアイアムインヴィンシブル産駒の4歳牝馬。2023年9月のG1ゴールデンローズステークスでミリタライズの5着後に1年余りの休養を挟み、今回は1年7カ月ぶりの白星でG1初制覇(重賞3勝目)とした。