凱旋門賞2着のアヴァンチュール、今年初戦の仏G3アレフランス賞を快勝
2025年04月29日 11:45
現地27日、仏パリロンシャン競馬場でG3アレフランス賞(4歳以上牝馬、芝2000m)が行われ、昨秋の仏G1凱旋門賞で2着と好走したアヴァンチュールが今年初戦を快勝した。
外目の枠から出て2番手の好位を確保したアヴァンチュールは道中でやや行きたがるそぶりを見せたものの、M.ギュイヨン騎手がなだめてポジションをキープ。直線で仕掛けると楽に先頭に立ち、そのまま2着に2馬身半差をつけてゴールした。
C.フェルラン厩舎のアヴァンチュールはシーザスターズ産駒の4歳馬。昨秋はヴェルメイユ賞と凱旋門賞の両G1で連続2着に入っており、今回は休み明けながら昨夏の仏G2ポモヌ賞以来の重賞制覇とした。
フェルラン調教師は『スカイスポーツレーシング』に対し、「新たな発見もあった。彼女は2000メートルも走れるということだ。以前は2400メートルの方がずっと向いていると思っていたが、2000メートルも走れるようだ」とコメント。今後については「通常ならコロネーションカップ(芝12ハロンの英G1)だが、牝馬限定戦もあるので検討する」と話している。