昨年のBCクラシック2着馬フィアースネス（牡4、T・プレッチャー）がケンタッキーダービー前日に行われるアリシーバS（G2、ダート1700メートル、2日＝チャーチルダウンズ）で始動する。同馬は2歳時にBCジュベナイルを制し、昨年はフロリダダービー圧勝からケンタッキーダービーでまさかの大敗（1番人気15着）。その後、ジムダンディS、トラヴァーズを連勝し、迎えた大一番のBCクラシックではシエラレオーネに次ぐ2着に入っている。

　今年のアリシーバSは6頭立て。同じプレッチャー厩舎で、3月のG1サンタアニタハンデキャップを8馬身半差で圧勝したロックド（牡4）も出走を予定している。フィアースネスとロックドが一緒に走るのは、2歳時のBCジュベナイル以来。当時はフィアースネスが圧勝し、ロックドが約7馬身ほど離された3着だった。

　主催者想定の単勝オッズ（モーニングライン）はフィアースネスが2・2倍、ロックドが3・0倍。2頭の激突に注目が集まっている。

出典：日刊スポーツ