米G1ダービーシティディスタフS、木村和士騎乗のコピオンが3馬身差の完勝
2025年05月04日 13:33
現地3日、米チャーチルダウンズ競馬場で行われた牝馬G1ダービーシティディスタフステークス(4歳以上、ダート7ハロン)は、木村和士騎乗の2番人気コピオンが中団追走から馬群の外を進出すると、2番手から先に抜け出した5番人気ホープロードを差し切り3馬身差で快勝した。
コピオンは五分の発馬から中団の内ラチ沿いを追走し、最終コーナーでは馬群の外に持ち出されて進出。直線入口でホープロードを目標に末脚を伸ばすと最後の100ヤードから抜け出した。さらに3/4馬身差の3着に1番人気のウェイズアンドミーンズが続き、前年の覇者ヴァウヴァ(3番人気)は7着に終わった。
コピオンはオマハビーチ(父ウォーフロント)産駒の4歳馬でR.マンデラ調教師が管理。昨年12月26日のラブレアステークスでG1初制覇を飾り、その後にG2サンタモニカステークスも勝つなど3連勝で重賞4勝目とした。
米競馬メディア『bloodhorse.com』はマンデラ師の「私が思っていたよりもゲートが一歩遅かったけど、騎手は彼女にとても自信を持っていて、その通りの騎乗をした。走れば走るほど彼女は賢くなっている。すべてをとてもスマートに、自信を持ってこなしている姿を見るのはいいね」というコメントを紹介している。