【ケンタッキーダービー】日本国内2番人気もルクソールカフェは12着「経験したことない馬場」

2025年05月04日 13:55

<ケンタッキーダービー>◇3日(日本時間4日)=チャーチルダウンズ(米国)◇G1◇ダート2000メートル◇3歳◇出走19頭◇1着賞金310万ドル(約4億5000万円)

 伏竜Sを制し、「ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー」シリーズから挑んだ日本調教馬ルクソールカフェ(牡、堀)は12着に終わった。スタートで後方に置かれ、道中は中団馬群。直線は内をさばいてきたが、米国のトップホースたちの後塵(こうじん)を拝した。日本国内では単勝2番人気の評価を受けたが、期待に応えることはできなかった。

 モレイラ騎手は「パドックから返し馬までの馬の雰囲気とフィーリングはとても良かったです。ただ、ゲートに入ると、競馬場の音響など、慣れない環境で馬の集中が途切れてしまい、スタートのタイミングが合いませんでした。スピードを上げてポジションを取りに行きましたが、前が狭いところに入ってしまったことで、理想よりも後方の位置取りとなってしまいました。経験したことのない馬場でキックバックも受け、最後の直線ではベストな脚を使うことができませんでした。タフな環境で、馬は最後までよく頑張ってくれましたが、今日の展開ではベストなパフォーマンスを出せませんでした」とコメントした。

出典:日刊スポーツ