マインドフレームがチャーチルダウンズSでG1初制覇、「本当に万能な馬」とプレッチャー師
2025年05月05日 15:50
現地3日、米チャーチルダウンズ競馬場でG1チャーチルダウンズステークス(ダート7ハロン)が行われ、I.オルティスJr.騎乗のマインドフレームが4頭ほぼ横一線の大接戦を制した。
好スタートで好位につけるかと思われたマインドフレームだが、鞍上は後方4番手に控えることを選択。そのまま直線に入ると大外に持ち出してスパートする。ゴール寸前では内からバニシング、ブックンダンノ、ナイソス、そしてマインドフレームがほぼ並んだが、マインドフレームがまとめて差し切っての決着となった。
クビ差の2着はバニシングで、1番人気のナイソスはさらにアタマ差の3着。さらにアタマ差でブックンダンノが続いた。
T.プレッチャー厩舎のマインドフレームはコンスティテューション産駒の4歳馬。昨年はデビュー2連勝後にG1ベルモントステークスとG1ハスケルステークスで連続2着とあと一歩足りなかったが、今年は3月のG2ガルフストリームパークマイルで重賞初制覇、そして今回でG1初制覇と本格化の兆しを見せている。
競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、プレッチャー調教師はマインドフレームについて「本当に万能な馬だ。昨年は(12ハロンの)ベルモントSで惜しくも勝利を逃したが、今回は7ハロンでG1を制覇した。どれだけ特別な馬であるかを証明している」と称賛した。