現地11日のG1仏1000ギニーで有力候補と見られていたザンズーンが、状態不良のため出走を回避することを陣営が明らかにした。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　ジャドモントのレーシングマネージャーを務めるB.マホーン氏は「今朝（8日）の調教後から少し状態が悪かったようだ。臀部に少し張りが見えたという」とコメント。「最高のコンディションでなければレースには出られない。筋肉の問題なのか、それとも他の原因なのかを診断するしかない。馬が準備万端となってから計画を立てる」と語った。

　J＆T.ゴスデン厩舎のザンズーンはドバウィ産駒。4月に今年初戦の英G3ネルグウィンステークスを制してギニー戦線に浮上していた。