レース後に歩様を乱したキプリオス、一夜明けクールモアが異常なしと報告

2025年05月18日 09:27

 G3レヴモスステークス(現地16日)を完勝して9連勝とするも、レース後に歩様を乱した長距離王キプリオスだが、同馬を所有するクールモアが一夜明けて公式SNSに「元気で非常に良い状態」と投稿。心配された故障などはなかったことを明らかにした。

 投稿はA.オブライエン調教師の見解を要約する形式になっており、それによると「キプリオスはウィナーズエンクロージャー(ウィナーズサークル)で急に向きを変えた際に球節をぶつけたのだと思う」「レントゲン検査やスキャンの結果はすべて良好で、我々は彼の状態にとても満足している」と記されている。

 この件について地元メディアの『irishracing.com』は17日午後にオブライエン厩舎を取材し、担当のC.アームストロング氏は「昨夜来、獣医たちをはじめ皆で彼をチェックし、全ての検査を滞りなく終えた」「向こう2、3日は様子を見てから騎乗者を乗せて徐々に動きを見ていくつもりだ。今のところは順調だよ」と回答している。