シーズパーフェクトの異議申し立て却下、ザリガナの仏1000ギニー制覇が確定
2025年05月22日 12:38
現地11日の仏1000ギニーで1位入線したものの進路妨害で2着へ降着となったシーズパーフェクトの陣営が、1着に繰り上がったザリガナ側に違反があったとして申し立てていた異議が、フランスの競馬統括機関フランスギャロによって却下された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。
シーズパーフェクトの陣営は、ザリガナのM.バルザローナ騎手が直線でムチを2回使った後に落とし、その後にザリガナの首を何度か押していた行為を「容認できない」と指摘。フランスギャロの規定ではムチ使用は4回までで、9回以上使用した場合は失格となるため、手を使った行為の是非が注目されていた。
しかしフランスギャロは審理の結果、着順に変更はないことを確認。これにより、仏1000ギニーは1着がザリガナ、2着がシーズパーフェクトで確定することとなった。