愛G3ガリニュールSで1位入線馬が降着、スライスが繰り上がり勝利
2025年05月24日 11:40
現地23日、愛ダービーの前哨戦にあたるG3ガリニュールステークス(3歳、芝10ハロン)が行われ、1位入線したサクソンウォリアー産駒レイェンジが進路妨害で3着に降着となる波乱の結末となった。
前走の未勝利戦を5馬身差で勝ち上がって2番人気に推されていたレイェンジは、5頭立ての最後方から追走。直線に入って残り3ハロンから馬群の外に出して追い上げていったが、残り1ハロン手前で内に刺さって先頭争いをしていた2頭を押圧。そこから立て直して1位入線したものの、審議の結果、不利を与えた2頭より下の3着に降着となった。
勝利を得たのは逃げ粘り、不利を受けたにもかかわらずレイェンジからアタマ差で入線と善戦したスライス。A.オブライエン厩舎のウートンバセット産駒で、前走の英G3チェスターヴァーズでは同厩馬ランボーンから15馬身半差の6着と完敗していたが、ここで重賞初制覇となった。