愛G1タタソールズゴールドカップ、ロスアンゼルスが3度目のG1制覇
2025年05月26日 14:20
現地25日、愛カラ競馬場でG1タタソールズゴールドカップ(芝10.5ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗のロスアンゼルスが勝負根性を発揮して勝利をもぎ取った。
ロスアンゼルスは逃げたハーツクライ産駒コンティニュアスら2頭からやや離れた3番手をキープ。残り3ハロンを切った直線入り口で仕掛けると2ハロン過ぎで早くも先頭に立つ。そこへ抜群の手応えでアンマートが襲い掛かってきたが、並びかけられたロスアンゼルスはさらにひと伸びし、最後は半馬身差で振り切った。
アンマートから1馬身差の3着にはスタディオブマン産駒の牝馬カルパナが入り、連覇がかかっていたホワイトバーチはさらにアタマ差の4着までだった。
A.オブライエン厩舎のロスアンゼルスはキャメロット産駒の4歳馬。昨春は英ダービー3着の後に愛ダービーを制し、秋には仏G1凱旋門賞で3着と善戦。今年は前走の愛G2ムーアズブリッジステークスからの連勝で、2歳時の仏G1クリテリウムドサンクルーを含めて3度目のG1制覇となった。
英競馬メディア『At The Races』によると、オブライエン調教師は今後について「ここから(ロイヤルアスコットでの)プリンスオブウェールズステークスに行き、その後はキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを見るか、少し休養してトライアルから凱旋門賞にという予定」だと語っている。