​ポータフォーチュナが復帰戦を勝利、次走はクイーンアンSが有力

2025年05月29日 11:13

 現地25日、愛カラ競馬場でG2ランウェイズスタッドステークス(4歳以上牝馬、芝8ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗のポータフォーチュナが休み明けをものともせず圧倒的な1番人気に応えた。

 好スタートから先行したポータフォーチュナは残り2ハロン付近で2番手まで上がってスパート。残り1ハロン過ぎで先頭に立つと、追いすがるワンルックを半馬身差で振り切った。

 D.オブライエン厩舎のポータフォーチュナはカラヴァッジオ産駒の4歳馬。昨年はコロネーションステークス、ファルマスステークス、メイトロンステークスと欧州のマイルG1を3連勝し、今回は8着に敗れた11月の米G1ブリーダーズカップマイル以来のレースだった。

 英競馬メディア『At The Races』によると、オブライエン調教師は今後についてはロイヤルアスコット開催の2レースを挙げ、牝馬限定の英G2デュークオブケンブリッジステークスという選択肢もあるとしつつも、牡馬混合の英G1クイーンアンステークスが有力だと示唆した。

 なおこのレース結果を受け、大手ブックメーカー『ベットフェア』と『コーラル』はポータフォーチュナのクイーンアンSでのオッズを7倍までカットしている。