豪イーグルファーム競馬場で2歳G1J.J.アトキンス（芝1600m）が現地14日に行われ、好スタートから中団の6番手に控えた2番人気のクールアーチーが、直線で馬場の三分所をスムーズに伸びて快勝した。

　真っ先にゲートを出たクールアーチーは先頭から6馬身ほどの6番手に控えて中間点を通過すると、馬群の外目を通ってスムーズに進出。直線早々の残り300m付近から抜け出し、最後の50mでは鞍上がガッツポーズを繰り出す余裕で快勝した。

　1番人気のヒドゥンアチーブメントが中団後ろのラチ沿いから馬群を捌いて1.25馬身差の2着を確保し、その後ろから追撃する10番人気のコールダビンチがさらに0.49馬身差の3着に続いた。

　クールアーチーはC＆C.マンス調教師が管理するクールアザビール（父サヴァビール）産駒の牡馬。昨年10月5日のデビューから4連敗するも、今年4月16日の未勝利脱出から5連勝でG1初勝利とした。5月17日の前々走でスピリットオブブームクラシック、5月31日の前走ではBRCサイアーズプロデュースステークスとG2を連勝しており重賞は3勝目。