現地19日、英ロイヤルアスコット開催でG2リブルスデールステークス（3歳牝馬、芝12ハロン）が行われ、R.ムーア騎乗のガーデンオブエデンが快勝した。

　大逃げを打った馬から離れた3番手でレースを進めたガーデンオブエデンは、直線入り口で1番人気のカタリナデルカルピオに内をすくわれて前に出られたものの、残り1.5ハロン付近で差し切って先頭へ。ゴール前ではさらにリードを広げ、最後は2着に上がってきた伏兵アンダースタディを3馬身1/4差で退けた。

　A.オブライエン厩舎のガーデンオブエデンはディープインパクト系サクソンウォリアー産駒。前走は連闘でリステッドを勝っており、今回が重賞初制覇となった。オブライエン調教師は「彼女はサクソンウォリアーの産駒なので、今回の距離延長で明らかによくなった」と競馬メディア『Thoroughbred Daily News』にコメント。今後については愛オークス参戦を示唆しつつも、米国遠征に踏み切る可能性も挙げていた。