アメリカンアフェアが脚部不安、ナンソープSを回避
2025年07月10日 13:20
6月のロイヤルアスコット開催でG1キングチャールズ3世ステークスを勝ったアメリカンアフェアが、脚部不安のため8月の英G1ナンソープステークスを回避することとなった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。
J.ゴールディ厩舎のアメリカンアフェアはワシントンディーシー(父ゾファニー)産駒の5歳セン馬。重賞初挑戦だった5月の英G2テンプルステークス5着からキングチャールズ3世Sを制した。
この勝利が30年近い調教師人生でG1初制覇だったゴールディ師は、跛行が見られたためスキャンをしたところ「(骨に)いくつかの問題が見られた」とコメント。ただしナンソープSは回避するものの「彼のシーズンがこれで終わりにならないことを願う」とも語っており、「ブリーダーズカップは11月1日までやってこない。獣医にも相談したが、彼らはアメリカンアフェアが出走できると考えている。私も可能だと確信している」と秋の戦列復帰を目指す意向を示した。