プレッチャー厩舎の両雄、マインドフレームとフィアースネスは別路線濃厚

2025年07月19日 11:43

 T.プレッチャー厩舎が管理する4歳の強豪、マインドフレームとフィアースネスはしばらく直接対決を避けて別路線を歩むことになりそうだ。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 マインドフレームは5月のチャーチルダウンズステークスと6月末のスティーブンフォスターステークスの両G1を制すなど、今年に入って3連勝。現地18日から調教に復帰したが、フィアースネスが出走を予定している8月2日のG1ホイットニーステークスに出す可能性は低くなっているという。

 2頭出しについて問われたプレッチャー師は「理想的ではない」と返答。「彼らは分けて出走させるつもり。マインドフレームを(8月31日のG1)ジョッキークラブゴールドカップまで待機させるのもひとつの手だ」と語った。

 さらに同師は、6月のG1メトロポリタンハンデキャップ2着からホイットニーSに標準を合わせてきたフィアースネスの単独出走となる可能性を示唆。「彼が好調を維持すれば、マインドフレームの出走をもう少し待って余裕を持たせる十分な理由になるだろう」とも話している。