現地19日、米デルマー競馬場でG2サンクレメンテハンデキャップ（3歳牝馬、芝8ハロン）が行われ、2番手追走の1番人気ソートプロセスが最終コーナーで先頭に立つと、中団から追いすがる木村和士騎乗の5番人気カッサルーに1馬身3/4差をつけて快勝した。

　さらに3/4馬身差の3着に後方から2番人気のウィルゼンが続き、M.デムーロ騎乗の6番人気サイレントローは大外の9番枠からハナを切るも、息を入れたい向正面の入口から勝ち馬にプレッシャーを受け続けるなど8着に沈んだ。

　ソートプロセスはP.ダマート調教師が管理するコレクテッド産駒で、昨年10月のG3サーファーガールステークス以来となる2度目の重賞制覇。次戦のブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフでは2番人気に推されるも9着と大敗し、3歳の今年は6月の前走（条件戦勝ち）から始動していた。これで7戦5勝としている。