【キングジョージ】2着敗戦”ディープインパクトの孫娘”が凱旋門賞の前売り1番人気に返り咲く
2025年07月28日 14:35
<キングジョージ6世&クイーンエリザベスS>◇26日=アスコット(英国)◇芝2390メートル◇3歳上◇出走5頭
2着に敗れたカルパナ(牝4、A・ボールディング)が秋にフランスで行われる凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)へ向け、大手ブックメーカー各社の前売り1番人気に浮上した。
5頭立てで行われた今年のキングジョージは勝ったカランダガン、3着のレベルスロマンスがセン馬のため、凱旋門賞への出走資格を持っていない。
カルパナはキングジョージ2着から英インターナショナルS(4着)、ヴェルメイユ賞(1着)を経由して凱旋門賞を制した昨年のブルーストッキングと同じジャドモントファームの所有する4歳牝馬。昨秋に英チャンピオンズフィリーズ&メアズSを勝って、オフシーズン中も凱旋門賞の1番人気だったため、1番人気の座に返り咲いた格好になる。
父はディープインパクト産駒で仏ダービーを制したスタディオブマン。陣営はレース後、あらためて秋の凱旋門賞を目標にすることを明言している。“ディープインパクトの孫娘”が今年の凱旋門賞戦線の主役として、欧州の夏競馬、秋競馬へ突入していくことになる。