英2歳G2リッチモンドSはコップルが制す、ミドルパークSに照準

2025年08月01日 14:08

 現地31日、英グッドウッド競馬場でG2リッチモンドステークス(2歳牡馬・セン馬、芝6ハロン)が行われ、D.プロバート騎乗のコップルが快勝した。

 横一杯に広がった馬群でラチ寄り集団の先頭に立ったコップルは、各馬の仕掛けを待って残り2ハロン手前からスパート。2着のプエルトリコに2馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。

 C.コックス厩舎のコップルはダンシリ系ベイテッドブレス産駒。前走の英G2コヴェントリーステークスは3着で、今回が重賞初制覇となった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、コックス調教師は「良馬場でいい走りを見せていたので雨が心配だったが、とても反応が良く、楽なリズムで走っていた」「非常に才能があり、6ハロンの馬として申し分ない。だから今年の最終目標は(9月末の英G1)ミドルパークステークスだ」と語っている。