チャンクオブゴールドが惜敗続きに終止符、米G3ウエストバージニアダービーを圧勝

2025年08月06日 12:45

 現地3日、米マウンテニア競馬場で行われたG3ウエストバージニアダービー(3歳、ダート9ハロン)は、2番人気のチャンクオブゴールドがゲートを決めて主導権を握ると、第3コーナーからの加速で2着に4馬身1/4差をつけて逃げ切った。

 道中2番手追走の3番人気マカフィーは第3コーナーから手応え劣勢となり3番手に後退するも、直線でしぶとく差し返し2着を確保。1馬身1/4差の3着争いを6番手で中間点通過の4番人気ブラザケニーが制し、1番人気のイーストアベニューは4番手から失速して5着に敗れた。

 チャンクオブゴールドはE.ウエスト調教師が管理するロベルト系プリザベーショニスト産駒の牡馬で重賞初制覇。2月のG2リズンスターステークス、次戦のG2ルイジアナダービーと2着を続けて臨んだケンタッキーダービーでは9着に終わり、再始動の前走はG3オハイオダービーでも2着と、これまでの重賞挑戦では一歩及ばずにいた。

 なお、米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、チャンクオブゴールドの父プリザベーショニストは韓国に輸出されたものの、この7月19日に死亡したとのこと。