ジャックルマロワ賞直前に激震、本命馬ロザリオンが出走取消
2025年08月16日 11:35
日本からアスコリピチェーノとゴートゥファーストが出走する現地17日の仏G1ジャックルマロワ賞で最有力視されていたロザリオンが、脚の打撲のため出走を取り消したことをR.ハノン調教師が明らかにした。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。
ブルーポイント産駒の4歳馬ロザリオンは、昨年に愛2000ギニーとセントジェームズパレスステークスの両マイルG1を連勝。長期休養から復帰した今年はマイルG1を3戦して未勝利ながら、前走の英G1サセックスステークス2着などいずれも3着以内と善戦していた。
ハノン調教師は「今週の調教で脚を打撲し、治療は済んでいるものの万全ではないためさらなる休養を与えるのが妥当と判断した」とXへ投稿。23日の英G1シティオブヨークステークスを新たな目標にすることを明かし、「関係者全員にとって残念なことだが、馬の幸福が常に最優先だ」とした。