【トラヴァーズS】「真夏のダービー」は94年以来の5頭立て!2冠馬ソヴリンティは師の悲願へ
2025年08月19日 13:35
23日にサラトガ競馬場(米国)で行われる「真夏のダービー」、トラヴァーズS(G1、ダート2000メートル)の出走馬が確定した。ケンタッキーダービー、ベルモントSを制した2冠馬ソヴリンティ(牡3、W・モット)が中心の5頭立て。主催者想定の単勝前売りオッズ(モーニングライン)はソヴリンティが1・4倍の1番人気となっている。「デイリーレーシングフォーム」電子版は5頭立てについて、「ホーリーブルが勝った94年以来」と伝えている。
「ブラッドホース」電子版は27年前に史上最年少(45歳)で米国競馬殿堂入りを果たし、東海岸を代表するトレーナーのビル(ウィリアム)・モット調教師(72)がトラヴァーズSはこれまでに13頭を出走させ、未勝利(2着は3回)であることを紹介。モット師は「夢です。人生でやりたいことのリストがあれば、必ず載せます。トラヴァーズSで勝つことは私にとって大きな意味があります。私にとって特別なレースです」とコメントしており、悲願達成なるか注目される。
モーニングラインの2番人気はマグニテュードで3・0倍。2月のリズンスターSは2着に9馬身4分の3差で圧勝したものの、骨折のため、3冠競走は不出走。復帰戦となったアイオワダービー(リステッド)も2着に9馬身4分の1差の圧勝劇を演じ、勢い十分に2冠馬へ挑むことになる。