英2歳G2ロウザーS、ロイヤルフィクセイションが重賞初制覇

2025年08月22日 11:11

 現地21日、英ヨーク競馬場にてG2ロウザーステークス(2歳牝馬、芝6ハロン)が行われ、W.ビュイック騎乗のロイヤルフィクセイションが勝利した。

 大外枠から出たロイヤルフィクセイションはスタートが今ひとつで後方からのレースに。残り2ハロンで仕掛けたときもまだ後方だったがそこからの伸びは素晴らしく、ラチ沿いで先に抜け出していたアメリカクイーンを残り半ハロン付近でとらえると、そのまま1馬身差を付けて勝利を手にした。

 E.ウォーカー厩舎のロイヤルフィクセイションはパレスピア産駒。デビュー勝ち後に臨んだ前走の英G2ダッチェスオブケンブリッジステークスは2着で、今回が重賞初制覇となった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、ウォーカー調教師は「間違いなくもっと長い距離も走れるだろうが、今後は(1マイルの)フィリーズマイルには出ず、(6ハロンの)チェヴァリーパークステークスに行くことになると思う」と話している。