オブライエン厩舎の出世レース、愛G2フューチュリティSをコンスティテューションリバーが快勝
2025年08月28日 12:35
現地23日、愛カラ競馬場でG2フューチュリティステークス(2歳、芝7ハロン)が行われ、1番人気に推されていたコンスティテューションリバーが快勝した。
5頭立てのレースでハナを切ったコンスティテューションリバーは、先頭をキープしたまま残り2ハロン過ぎでスパート。2番手から追いすがるゲリュオンを寄せ付けず、最後は2馬身差を付けてゴールした。
A.オブライエン厩舎のコンスティテューションリバーはクールモア所有のウートンバセット産駒。おばには英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスなどG1を2勝したワンダフルトゥナイトがいる。自身はデビュー2戦目の勝ち上がりから連勝での重賞初制覇となった。
競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、オブライエン調教師は「もちろん(愛G1ヴィンセントオブライエン)ナショナルステークスを視野に入れなければならないが、その時が来れば彼はきっと喜んで長距離を走るだろう」と、将来の距離延長を見据えていた。
なおオブライエン厩舎は同レースをここ10年で9勝。その間の勝ち馬にはチャーチル(英愛2000ギニーなど)、アンソニーヴァンダイク(英ダービー)、ヘンリーロングフェロー(ヴィンセントオブライエンナショナルS)、アンリマティス(仏2000ギニー)ら多くのG1馬が含まれている。