日本のビザンチンドリーム（牡4、坂口）が出走を予定しているフランスのフォワ賞（G2、芝2400メートル、7日＝パリロンシャン）は3日に登録取り消しの作業が行われ、登録馬は20頭から11頭になった。

　ビザンチンドリームのほか、昨年パリ大賞などG1・3勝のソジー（牡4、A・ファーブル）、昨年凱旋門賞3着のロスアンゼルス（牡4、A・オブライエン）、ブリガディアジェラードS覇者アルマカム（牡4、E・ウォーカー）、凱旋門賞馬エースインパクトの半弟で今年4戦無敗のアローイーグル（牡4、J・ルジェ）、フォワ賞2勝の古豪イレジン（セン8、J・ゴーヴァン）、G1戦線で活躍を続けているマップオブスターズ（牡4、F・グラファール）など、実力馬が顔をそろえている。

　今後は4日に出馬投票前の取り消し作業、追加登録、出馬投票が締め切られ、5日に騎手の登録が行われる。

　ビザンチンドリームは海外初挑戦だった2月（サウジアラビア）のレッドシーターフハンデキャップ（G2）を快勝し、帰国初戦の天皇賞・春で2着に好走した。現在はシャンティイの小林智厩舎に滞在中。フォワ賞をステップに凱旋門賞（G1、芝2400メートル、10月5日＝パリロンシャン）へ向かう予定になっている。

出典：日刊スポーツ