NARの短期免許を取得し8日から南関東で騎乗するフランスのミカエル・ミシェル騎手（30）が4日午前6時過ぎに羽田空港に到着した。地方競馬の短期免許取得は今回が3回目で、騎乗期間は11月21日まで。昨年と同じく川崎の山崎裕也厩舎に所属する。また、24日にはJRA通年騎手免許の1次試験（筆記）が控える。

　今週月曜までフランスで騎乗しての来日。約14時間のフライト後でも疲れを見せず、「ぎりぎりまでレースに乗っていましたしフィジカルはばっちり。南関東では30勝を達成したいし、大きなレースにも騎乗したいです」と笑顔。自身が20年の初短期免許期間にマークした30勝超えを目標に掲げた。

　同じ女性騎手のキング騎手によるフェブラリーS制覇など、日本を離れている間もSNSなどで日本の競馬ニュースを随時チェックし刺激を得てきた。4度目のチャレンジとなるJRA通年騎手免許試験に向けても「昨年より馬学についてもたくさん勉強しました。日本語も大丈夫。こちらで周りの声を聞いているとまた思い出してきます」と手応えありの様子だった。

出典：日刊スポーツ