坂口直大氏が2億円超フライトライン産駒を2頭落札、斎藤誠厩舎へ!キーンランド9月セール初日

2025年09月09日 14:10

 米国を代表する1歳馬のセール、キーンランド・セプテンバーセールが8日に初日(セッション1)を迎えた。今年も日本の競馬関係者が数多く参加している。

 大きな注目を集めたのは、青竜S覇者ポールセン(牡3、斎藤誠)を所有する坂口直大オーナーだ。現1歳が初年度産駒の種牡馬フライトラインの産駒を2頭、高額で落札した。170万ドル(約2億4700万円)で落札した上場番号45番(牡1、母ミラアルタ)は半兄プロミスキーパーがG3ピーターパンS覇者で、近親にG1ブリーダーズフューチュリティ勝ち馬グレートハンターがいる血統。150万ドル(約2億1800万円)で落札した上場番号168番(牝1、母テイラーS)は母の半兄にBCダートマイル覇者リアムズマップ、種牡馬として活躍するノットディスタイムがいる血統馬になる。

 ブラッドホース電子版は「坂口がキーンランドで2頭のフライトライン産駒を落札」と題した記事を掲載。上場番号45番の牡馬が日本で走り、斎藤誠師が管理すること、斎藤誠師が日本の実績だけでなく、16年のG3レッドカーペットH(デルマー競馬場)をヌーヴォレコルトで制した実績もあることを紹介している。記事では「トータルで見て、彼は日本にフィットしそうです。フライトラインは大きな可能性があり、私たちは彼に賭けました。日本でもフライトラインは人気があります。最高の馬の中から最高の馬を選ぶことができる。それがここ、特にキーンランドに来る理由です」という斎藤誠師のコメントを伝えている。

出典:日刊スポーツ